オープン・セサミ@久保町第二自治会館

地域活動訪問レポート
地域活動訪問レポート

毎月第3土曜日の午前10時から久保町第二自治会館で開かれている子育てサロン「オープン・セサミ」。土曜日に開催されている子育てサロンは西区ではここだけ。そのため、平日はお仕事のお父さんも参加しやすく、利用されることが多いそうです。

「オープン・セサミ」は2010年12月、現在の会場のお向かいにある、福島さんのご自宅からスタートしました。
「横浜子育てサポートシステム」の提供会員さんとして活動していた久保田さんと福島さんが「子どもたちを一緒に遊ばせながら、お母さんたちを応援したい」という思いで始めた居場所です。
開設から15年が経過し、現在は次の世代のお母さんたちを中心に6名のスタッフが活動を引き継ぎ、地域の親子を温かく迎え続けています。


この日は、西区ではおなじみの「おはなしボランティアぽっぽっぽっ」のおはなし会の日。「ぽっぽっぽっ」のみなさんは、にしとも広場「西区街の名人・達人」にも登録されている、活動歴の長いおはなしボランティアグループです。実は、「オープン・セサミ」の立ち上げにかかわった久保田さんは、「ぽっぽっぽっ」の創設者でもあります。西区の子育て支援の歴史が、ここには今も息づいているのだなぁと感じます。

♪ぽっぽっぽっ。こんにちは~
やさしい歌声とともに、おはなし会の始まりはじまり~。
集まった9人の子どもたちは、ひとり一人の名前を呼んでもらいます。ちょっぴり照れくさそうな子もいれば、元気にお返事する子も。それぞれの反応を、みんなであったかく見守ります。

この日のテーマは梅雨。
絵本『みあげるとそら』に空を見上げたり、大型絵本『ぴょーん』ではみんな一緒にジャンプしたり。たくさんのカエルのペープサートが登場すると、子どもたちの目はもう釘付けです。

「♪かえるのうた」を、何十年かぶりにみんなで輪唱。なつかしい~。大人も子どもも一つの大きな輪の中にいるような気持になりました。
♪ぽっぽっぽっ。さようなら~
あっというまのおはなし会、子どもたちも、お母さんたちも、なんだかとっても穏やかな表情です。

参加していたお母さんにもお話を伺いました。
今日が初参加というお母さんは、「お友達と待ち合わせて来ました。土曜日でも気軽に出かけられる場所があって助かります」
また、常連のお母さんは、きょうだいで参加していた赤ちゃんを抱っこしながら「かわいいねえ。うちの子はあっという間に大きくなっちゃって。可愛さじっくり味わう余裕がなかったなあ」とやさしい笑顔で語ってくれました。

「オープン・セサミ」の魅力はイベントだけではありません。福島さんや久保田さんといった大先輩たちのおおらかさ、そしてスタッフの皆さんのあったかい雰囲気の中にいると、自然と肩の力が抜けていきます。
つい怒りすぎてしまったり、思うようにいかなくて落ち込んだりする日もあります。そんな時「ちょっと聞いて」とこぼした気持ちを受け止めてくれる人がここにはいます。「わかる、わかる」「そんな時もあるよ」とそんな言葉に、心が軽くなります。

地元で長く英語教室を開いている福島さん。「オープン・セサミ(ひらけ、ごま!)」というネーミングには福島さんの子育て中のお母さん、お父さんを応援するメッセージがこめられています。
自分の時間を持つことも難しい子育ての日々。大人も子どもも安心して心をオープンにできる「オープン・セサミ」で週末のひととき、一息ついてみませんか。

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