ブリリアみらいコミュニティ「井戸端サロン」@ブリリアグランデみなとみらい

地域活動訪問レポート
地域活動訪問レポート

高島中央公園に面したマンション「ブリリアグランデみなとみらい」の「井戸端サロン」にお邪魔しました。主催はマンション自治会のブリリアみらいコミュニティ。会場は2階フロント前ロビーで、不定期に開催されています。今回のテーマは「玄米ダンベル体操」。講師は「西区街の名人・達人」に登録されている嶋本和子さんです。参加者はマンションの住民のみなさん11名でした。

この体操では、ダンベルの中身に玄米を使用しており、1つの重さは約300グラム。嶋本先生が手作りしたレンタル用ダンベルが、参加者一人ひとりに2つずつ配られました。玄米の弾力と重さが、指先まで力を入れるのにちょうどいいそうです。体操はイスに座って行うので、シニアの方や膝に不安がある方にも安心。音楽に合わせて、脳の体操や膝・太もも・お尻の筋肉に効く運動を約1時間行いました。

参加者の方に、どのようにこの講座を知ったのか伺うと、「毎回ポストに投函される開催チラシを見て、興味のある内容であればカレンダーに書き込んで予定を空けています。事前申込不要で、途中の出入りも自由なので、『行けたら行こう』という気軽さがあって、お友だちも誘いやすいですね。」とのこと。マンション内で開催されるため、部屋から出るきっかけにもなります。ずっと家にいると気持ちが内向きになりがちですが、こうした目的があることで気分も前向きになりますね。

また、参加後の感想を伺うと、「辛いというより楽しかった!」「普段使わない筋肉を動かせた」「先生の指導通りにできてしまうと物足りないけれど、適度な難しさがちょうどよかった」「久しぶりに声をあげて笑った」など前向きな声が多く聞かれました。

開始前は、「自分にできるか不安・・・」と緊張した表情だった方も、体操が進むにつれて笑顔に。ダンベルで肩を叩く動作は少し痛みもありますが、心地よい刺激で、ダンベルをぎゅっと握って放すと、指先まで血液が巡る感覚がありました。「握る」動作は日常生活でも欠かせないため、握力のトレーニングにもなると思いました。

お互いの名前を知らなくても、一緒に活動することで自然と顔見知りになれるのも、このサロンの魅力。14年お住まいの方と、2か月前に引っ越してきたばかりの方が談笑している様子も見られました。ブリリアみらいコミュニティの活動は、住民同士をつなぐきっかけを作ってくれる貴重な存在です。企画・運営を担う会長の松本さんに感謝の声が寄せられていました。

自ら行動して人とつながることは、簡単なようでなかなか難しいもの。だからこそこのようなサロンは住民同士の交流を促す大切な場であると改めて実感しました。楽しい時間を共有させていただき、ありがとうございました。

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